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2008年6月13日 本日の為替戦略

本日から大阪で、サミット前の財務相会合(G8)が開催される。昨日はラガルド仏経済財務雇用相が、G8終了後に、ECBの金利に関する見解が変わる可能性があると発言、どのような内容なのか注目している。為替に関しても主要テーマではなく、注目度は低いがサプライズがあるかどうか、ニュースの発表に目が離せない。


本日は、13日の金曜日、金曜日はポジション調整に相場が動くことが多いので、これも注意したい。結局は、米国の為替政策の変化の真意を測りながら、ドル買いの流れが続きそうである。


本日の経済指標・その他では、日銀の金融政策決定会合があり、相変わらずの金利据え置きが予想されている。NZ小売売上高、独消費者物価指数、米消費者物価指数、米ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は重要で、特に本日は週末金曜日でもありポジソン調整のも加わり、変動リスクは高い。


●ドル円
ドル円は、いよいよ108円台を一時示現し、2月14日の108.62円を超えられるのか? 非常に重要となっている。200日移動平均線は108.32円にあり、この水準で上げ止まればドルベア派にとっては予想通りとなるが、逆にドルブル派にとってはこの水準を上回り、ドル買いに拍車をかけたいと思っているのだろう。何れにしても、この水準を試すことが予想され、ドル買いの流れが続きそうである。


ドル円の4時間チャートは、上昇トレンドが続き、ラインの上限で上げ止まっている。上値のポイントは、108.63円、109.91円、111.99円。下値のポイントは、107.50円、107.13円、106.67円、106.55円。RSIは80と上昇ラインが復活、トレンドモメンタムも買いを継続している。1時間チャートは、上昇トレンドが続き108円で上値が押さえられ、RSIは73と上昇も弱まり横ばいで、トレンドモメンタムは買いを継続。Dailyチャートは、上昇トレンドが続き上値を試し、RSIは61と弱い上昇ラインが復活、トレンドモメンタムは買いを継続。トータルの判断は、買いで、107.50~108.63円のレンジを予想。


●ユーロドル
ユーロドルは、1.5350~1.5850のレンジ相場の下限に近づき、またしても、大相場の期待が裏切られレンジ相場に戻りするのか、それとも、下限を割込みドル高の流れが始まるのか、5月8日の安円1.5285を下抜けするとドル売りが確認できる。ドルインデックスは2月28日の水準までドル全面高の中で戻し、ユーロドルの下値を試すことが予想される。


ユーロドルの4時間チャートは、広くは1.5364~1.5844のレンジが続き、狭いレンジの下限1.5440を割込み売りの流れに入っている。上値のポイントは、1.5547、1.5586、1.5602、1.5634。下値のポイントは、1.5364、1.5337、1.5183。RSIは下降ラインが続き、トレンドモメンタムは売りを継続している。1時間チャートは、下降トレンドが続き、RSIは32と下降ラインが続き、トレンドモメンタムも売りを継続。Dailyチャートは、1.5340~1.5863のレンジ継続から下値を試し、RSIは51で横ばい、トレンドモメンタムは売りを継続。トータルの判断は、売り。


●ポンド円
ポンド円は、210円近くに張り付き、これで3日目となる。持ち合いから上抜けポンド買いが続いている。イングランド銀行のインフレ調査では5月が過去最高となり、利下げの見通しが払拭されたが、ドル高の流れにもポンド買いは鈍く、ポンドドルの売りとドル円の買いに、ユーロ円は相殺され、ポンド高期待感だけが残っている。


ポンド円の4時間チャートは、上昇トレンドから208~211円のレンジに入り、横ばいの展開が続いている。上値のポイントは、210.48円、210.78円、211.75円、213.71円。下値のポイントは、208.82円、208.57円、208.00円、207.60円。RSIは69と横ばいで、トレンドモメンタムは買いから売りに変化しそうである。1時間チャートは、210円を挟み横ばいで動きはなく、RSIは弱い下降ラインが続き、トレンドモメンタムも売りを継続。Dailyチャートは、上昇トレンドにはあるが、210円の攻防が継続し不安定で、RSIは上昇ラインが始まり、トレンドモメンタムは買いを継続。トータルの判断は、狭いレンジ相場から弱いながらも下値リスクに注意したい。


●本日の経済指標・その他
日本 日銀金融政策決定会合=政策金利0.5%の据置きを予想
7:45 NZ 4月 小売売上高指数=前月比予想 前回-1.2%
13:30 日本 4月 鉱工業生産・確報=前月比予想 前回-0.3%、前年比予想 前回1.8%
15:00 日本 6月 金融経済月報・基本的見解
15:00 独 5月 消費者物価(CPI)=前月比予想0.6% 前回-0.2%、前年比予想3.0% 前回2.4%、HICP=前月比予想0.6% 前回-0.3%、前年比予想3.0% 前回2.6%
18:00 ユーロ 第1四半期 雇用コスト=予想 前回2.7%
21:30 カナダ 4月 製造業出荷=前月比予想-0.4% 前回-1.6%
21:30 カナダ 第1四半期 労働生産率=前期比予想-0.2% 前回0.8%
21:30 カナダ 第1四半期 設備稼働率=前期比予想80.8% 前回81.8%
21:30 米 5月 消費者物価指数(CPI)=前月比予想0.5% 前回0.2%、前年比予想3.9% 前回3.9%、コア=前月比予想0.2% 前回0.1%、前年比予想2.3% 前回2.3%
21:30 米 5月 実質所得=予想-0.4% 前回-0.5%
22:30 米 6月 ミシガン大消費者信頼感指数・速報値=予想59.5 前回59.8、景気現況指数=予想73.0(前回73.3)、消費者期待指数=予想50.5(前回51.1)