2008年5月6日 本日の為替戦略
昨日は先週末のドル高の反動(利食い)の動きが中心と思われるが、東京とロンドン市場が休場でもあり、確かな値動きかどうかの判断はできかねる。
本日は、東京市場が連休のアジア市場を除き、欧州や米国市場は本日が実質的な週始めとも言え、ドル高の流れが続くのか注目したい。
本日の経済指標・その他からは、豪中銀の政策金利の発表が注目され、現行金利7.25%の据え置きが予想されているが、最近の経済指標は良好で、今後の政策金利の見通しが重要視されている。 また、スイスのCPI、ユーロのPI、カナダの住宅許可件数も注意したい。その他では、UBSの決算が株価に左右し、結果的に為替へも影響を及ぼす可能性が高くなっている。
●ドル円
ドル円は、105円台を試しながらも、本俸実需筋の売りや海外ファンド筋の利食い売りに上値が重いことが確認されたが、米国金融不安の解消期待が、一日でひっくり返るとは思えず、次の105円台での反応を見たい。104.80円以下ではドル買い意欲は強いものの、104.50~60円割れではストップロスも多く、104.74円の昨日の安値を維持できれば、再び105円台後半を目指すことになりそうである。
ドル円の4時間チャートは、上昇トレンドが続いているが、105円台の上値が除所に重くなっている。上値のポイントは、105.35円、105.53、105.67円、106.94円。下値のポイントは、104.74円、104.53円、104.15円、103.68円。RSIは59と弱い上昇ラインとなり、トレンドモメンタムは買いを継続している。トータルの判断は、引き続き買いが続き、104.74円を割り込むと売りに変わりやすい。
●ユーロドル
ユーロドルは、1.53台の壁に跳ね返され再び1.55台まで上昇、1.55を挟み売り買いが交錯している。先週の1.5360を底値に、暫くはレンジ相場になりやすく、1.55台が定着すると再びユーロ高の相場になるのだが、中期的なポジションの巻き戻しからユーロ売りが続くことも予想でき、上下に振れやすい。
ユーロドルの4時間チャートは、下降トレンドの上限を上抜けし、1.54~1.5550のレンジに入っている。上値のポイントは、1.5534、1.5554、1.5642、1.5692。下値のポイントは、1.5467、1.5406~11、1.5365、1.5344。RSIは43と弱い上昇ラインへ変化し、トレンドモメンタムも買いに変化する可能性が出ている。トータルの判断は、先取りの買い、中心は1.5467~1.5534で、1.5406~1.5642のレンジに入りやすい。
●ポンド円
ポンド円は、GBPUSDがどこまで下落するのか心配であったが、4月15日以来、1.96台を維持し1.96台が岩盤のようになっている。レンジは1.96~2.0の中に落ち着き、センチメントはポンド安で変わらないが、これを抜け出すまでは過度の期待感は禁物。
ポンド円の4時間チャートは、再び、205円~208円のレンジに入っている。上値のポイントは、208.00円、208.98円、210.09円、210.57円。下値のポイントは、206.28円、205.79円、205.57円、205.10円、203.44円。RSIは57と横ばいで、トレンドモメンタムは売りに変わりそうである。トータルの判断は、先取りの売り。205.57円~208円のレンジ。
●本日の経済指標・その他
東京市場休場(振替休日)
10:30 豪 3月 貿易収支=予想 前回-32.89億豪ドル、輸出=前回3.2%、輸入=前回0.0%
13:30 豪 豪中銀(RBA)金融政策発表=政策金利7.25%の据置きを予想
14:45 スイス 4月 消費者物価指数(CPI)=前月比予想0.9% 前回0.3%、 前年比予想2.4% 前回2.6%
16:55 独 サービス業PMI=予想54.6 前回51.8
17:00 ユーロ 4月 サービス業PMI=予想51.8(前回51.6)、総合PMI=予想51.9(前回51.8)
17:30 英 4月 サービス業PMI=予想51.6 前回52.1
18:00 ユーロ 3月 生産者物価指数(PPI)=前月比予想0.7%(前回0.6%)、前年比予想5.6%(前回5.3%)
21:30 カナダ 3月 住宅建設許可=前月比予想-1.0% 前回1.4%
23:00 カナダ 4月 Ivey PMI=予想54.5 59.0
10:30 米 ホーニグ米カンザスシティー地区連銀総裁が講演「市場リスクと政策のリバランス」
スイス UBS決算