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2008年5月2日 本日の為替戦略

週末金曜日、日本は4連休前、米雇用統計の発表・・・・ イベントリスクはレッド・サイン。


先のFOMCの0.25%引き下げで米利下げ観測が後退、再利下げを予想するエコノミストは非常に少なくなっている。今後は米経済指標を見ながら利下げの有無を判断するとの考え方のようであるが、結局のところFRBは利下げを停止、来年の相当長い時期までは2%に金利を据え置き、インフレと成長を見ながら、2009年の何れの時に利上げに動くとの思惑が強い。


米国株価も久々に13,000円台を回復、米国債の利回りも上昇、底なしと思われた米国経済にようやく底値が薄っすらと見え始めたとの思いが強い。アンダーウェートとなっていたドルの巻き戻しが続き、主要通貨な軒並み値を下げ、米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想より良いことを期待しているように思えてならない。


本日の経済指標・その他からは、なんといっても米雇用統計と言う、メインイベントが控えている。非農業部門の雇用者数は-7.5万人と前回とほぼ同じ数字が予想されている。最近の民間雇用関連の発表も比較的良い数字となり、市場の思惑は改善傾向となることを期待して、ドル買いポジションに傾きやすい。また、結果を考えてもよっぽど悪い数字にならない限り、ドル売りも一時的に終わりそうである。


●ドル円
ドル円は、激しいドルの買い戻しが続く中で、円だけがその影響を逃れることはできない。盟主のUSDCHFも1.05の大台を一時上回り弱く、クロスでの円買いも、米国株が上昇している中では限界があり、103円~105円のレンジの上限を抜ける可能性が高まっているように思えてならない。


ドル円の4時間チャートは、103円~105円のレンジでの取引が続いている。上値のポイントは、104.98円、105.53円、106.78円、107.22~29円。下値のポイントは、103.84円、103.68円、103.21円。RSIは51と下降ラインを上抜け横ばいとなり再び50を上回り、トレンドモメンタムは売りを継続。トータルの判断は、103.21円~104.89円のレンジ取引がメインシナリオながら、やや買いが強まり上値リスクが出ている。


●ユーロドル
ユーロドルは、EURUSDも1.55~1.57のレンジを割り込みユーロ売りとなった。市場センチメントは引き続きユーロ売りに傾きながらも、いつもは、バーゲンハンティングの中銀筋や政府系ファンドの買いに、投機筋のユーロ売りがスクイズアウトされ、ユーロ買いから、レンジに入ることが多かった。今回もその教訓が生きるように思え、ゆっくりと待ち1.55台では売りを考えたい。


ユーロドルの4時間チャートは、1.55~1.57のレンジから下限を割り込み売りが続いている。上値のポイントは、1.5518、1.5529、1.5554、1.5592。下値のポイントは、1.5406、1.5344、1.5229。RSIは35と下降ラインが始まり、トレンドモメンタムは買いがリジェクトされ、売りを継続。トータルの判断は、1.5344~1.5518のレンジで、戻り売り。1.5554を超えたら撤退。


●ポンド円
ポンド円は、EURUSDが大きく値を下げたものの、EURGBPの売りの影響に、GBPUSDは比較的堅調に推移し、GBPJPYもどうもレンジ相場を抜けだすことができない。昨日もクロスで円高の流れの中で、GBPJPYは数少ない持合状態が続いている。Dailyでは三角持合の最終段階に入り、持合を抜け出すことを期待したいが、方向性はわからず、上下共にストップロスでエントリー。


ポンド円の4時間チャートは、204円~208円の4円レンジで取引が続いている。上値のポイントは、206.62円、208.00円、208.59円。下値のポイントは、205.41円、204.81円、203.41円。RSIは46と弱い下降ラインが続き、トレンドモメンタムは売りを継続している。トータルの判断は、204.81円~208円のレンジ。


●本日の経済指標・その他
10:30 豪 第1四半期 小売売上高=前月比予想0.3% 前回-0.1%
16:30 スイス 4月 SVME購買部協会景気指数=予想54.8 前回55.3
17:00 ユーロ 4月 製造業PMI=予想50.8 前回52.0
21:30 米 4月 雇用統計: 失業率=予想5.2% 前回5.1%、非農業部門雇用者数=予想-7.5万人、前回-8万人、時間当たり賃金=予想0.3% 前回0.3%、終労働時間=予想33.7時間 前回33.8時間
23:00 米 3月 製造業新規受注=予想0.2% 前回-1.3%
23:00 米 3月 耐久財受注改定値=予想 前回-0.3%