2008年4月1日 本日の為替戦略

波乱が多い本邦決算期末は終了、昨日仲値の午前9時55分ではでは混乱があったものの、海外市場の仲値では比較的平穏時に終了した。日経平均株価は、前年度比27.7%の下落、政治的な混乱や成長鈍化に、原材料の値上げ等・・・・。それでも円買いの流れは弱まらず、USDJPYは相変わらず100円近辺で推移していのは、これでも、また欧米と比較してまだマシとの判断なのであろうか? 米国発の金融不安が解消するかはっきりとするまでは、クレジット・スプレッドと、株価を見ながら、為替取引をすることが流行のようである。


ポールソン米財務長官は、金融市場監督に関する抜本的改革案を発表し、米連邦準備制度理事会(FRB)に多くの権限を与えることにしたが、この評価はまだ良くわからず、米金融市場が評価するようであれば、ドル買いになるが、今後の金融市場から判断する以外ない。


昨日の決算仲値はUSDJPY=100.19円で、経験則ではこの水準が今後の相場にとって重要になってくるので覚えておいて欲しい。


本日の経済指標・その他からは、オーストラリアの金融政策が発表されるが、7.25%の金利据え置きに間違いないとの見通しで取引されているが、今後を予想できる発言は注意する必要がある。また、米ISM製造業景況指数も重要である。


●ドル円
ドル円は、新年度に入り新たな相場を期待したいが、過去を見てみると、97~101円のレンジに入り全く主体性の無い値動きが続いている。過去12日で9日間が99円台で終了、一日が97円台、二日が100円台となっており、このレンジを抜け出すまでは、レンジ相場に徹するしか方法がなさそうである。日々1円~1.5円の値幅で動き、値幅では不足無いが、入り所を間違えずに、小刻みに取引することにしたい。


ドル円の4時間チャートは、98.50~101円のレンジで取引が続いている。上値のポイントは、100.07円、100.58円、100.88円、101.14円、101.45円。下値のポイントは、99.07円、98.73円、97.88円、96.03円。RSIは49と下降ラインから上昇ラインへ変化しつつあり、トレンドモメンタムは変形ながら買いを継続。トータルの判断は、弱い買いに入っているが、Dailyチャートは売りを継続、戻り売りが続く。


●ユーロドル
ユーロドルは、ユーロ圏のCPIが3.5%になったことで、目先は金利を引下げる状態でもなく、ユーロ高を是正する状況でもなくなっている。昨日1.5905の高値更新に失敗、後の急落を考えれば、新値更新ももう簡単に達成できるとは思われず、こちらもこの水準を超えるまでは、買いが先行する相場ながら、強気にもなれなく、結局はレンジに入る可能性が高い。


ユーロドルの4時間チャートは、上昇トレンドながら、目先は1.57~1.59のレンジで取引が続いている。上値のポイントは、1.5903。下値のポイントは、1.5702、1.5683、1.5583、1.5552。RSIは60と下降ラインができ、トレンドモメンタムは売りに変わりやすくなっている。トータルの判断は、Dailyチャーチは買いで強気にはなれないものの、売りに変わる可能性もあり注意。1.5905~10を超えたら、売りは撤退と買いを続ける。


●ポンド円
ポンド円は、ポンドは、住宅価格の低下とポンド安を示唆する発言や、エコノミストの予想が多く、ポンド安の期待感が強いのか、クロスではポンドの売りが目立つ。長くキャリーすることも難しいが、利下げ観測を材料に戻り売りが続きそうである。


ポンド円の4時間チャートは、下値を試しながらも、197~202円のレンジで取引が続いている。上値のポイントは、198.43円、200.79円、201.79円、202.07円。下値のポイントは、196.04円、195.07円、192.53円。RSIは43と下降ラインが続き、トレンドモメンタムは売りを継続。トータルの判断は、売り。


●本日の経済指標・その他
08:50 日本 日銀短観:大企業製造業業況判断=予想13 前回19、大企業製造業先行き=予想9 前回15、大企業非製造業業況判断=予想12 前回16、大企業非製造業先行き=予想10 前回15、設備投資計画、前年度比=予想0.1% 前回10.5%
12:30 豪 オーストラリア中銀金融政策発表=政策金利7.25%の据置きを予想
15:30 スウェーデン 3月の製造業PMI=予想54.9 前回55.7
16:30 スイス 3月のSVME購買部協会景気指数=予想60.3 前回60.5
16:55 独 3月の失業率=予想7.9% 前回8.0%、失業者数変化=予想-4.5万人 前回-7.5万人
17:30 英 3月の製造業PMI=予想51.0 前回51.3
18:00 ユーロ 2月の失業率=予想7.1% 前回7.1%
21:30 カナダ 2月の鉱工業製品価格=前月比予想0.7% 前回0.9%
23:00 米 3月のISM製造業景況指数=予想47.9 前回48.3、 支払価格=予想77.0 前回75.5
23:00 米 2月の建設支出=前月比予想-1.0% 前回-1.7%
未定(31日~4月5日) 独 2月の小売売上高=前月比予想0.7% 前回0.7%、前年比予想1.1% 前回0.6%
ブラード氏が米セントルイス地区連銀総裁に就任