2008年3月28日 FX検定 きょうの問題 寡占化が進む金属メジャー
世界最大の資源メジャーBHPビリトンによる世界第2企業リオ・ティントの買収が注目されている。この2社に続く世界第3位の資源メジャーはどこか?
正解 アングロ・アメリカン
解説
金属メジャー売上ランキング
第1位 BHPビリトン(豪英) 475億ドル
第2位 アングロ・アメリカン(南ア) 331億ドル
第3位 エクストラータ(スイス) 269億ドル
第4位 リオ・ティント(豪英) 225億ドル
第5位 ヴァーレ(旧リオ・ドセ、ブラジル)215億ドル
2007年、リオ・ティントはアルミニウム大手アルキャンを買収している。統合売り上げは460億ドルとなり、BHPビリトンがリオ・ティントを買収した場合、売上高900億ドルの超巨大メジャーが誕生することになる。両社はロスチャイルド系の企業であり、統合は充分に可能性がある。また、買収の噂が絶えない世界第2位のアングロ・アメリカンもまたロスチャイルド系の企業である。巨大化したBHPビリトンがアングロ・アメリカンを飲み込まない保証はどこにもない。
BHPビリトン+リオ・ティントが実現した場合の売り上げ構成と世界シェア
売上構成
鉄鉱石 第1位 13%
石炭 第1位 13%
銅・亜鉛・鉛 第1位 20%
ニッケル 7%
アルミニウム 第1位 21%
ダイヤモンド 2%
合金鉄 1%
その他(ウラン)第1位 23%
世界シェア
鉄鉱石 37%
原料炭 21%
銅 13%
ウラン 25%
アルミニウム 16%
ニッケル 10%
1990年以降の資源各社の買収、合併は急速に進んでおり、寡占化が進んでいる。BHPビリトンは2001年、BHPとビリトンが合併してできた会社であるが、2005年にはオーストラリア第2位の鉱山会社WMC(ニッケルに強み)を買収している。アングロ・アメリカンは南アフリカで唯一絶対の大企業であるが、1997年にAACとミノルコが合併してできた会社である。2003年には鉄鉱石を得意とするクンバを買収している。スイスのエクストラータは、2003年、銅・亜鉛のMIMを買収、2005年にはニッケル・銅のファルコン・ブリッジを買収。リオ・ティントは、1996年、RTZとCRAが合併してできた会社であるが、2000年には鉄鉱石のノース、2007年にはカナダ・アルミニウム大手アルキャンを買収。リオ・ドセ(現ヴァーレ)は、2006年、ニッケルのインコを買収している。