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2008年2月7日 本日の為替戦略

為替市場は暗中模索。
不透明が支配する相場で、市場のセンチメントも別れ、積極的なドル買いも難しく、積極的なユーロ売りも、また難しい。サプブライム住宅関連による損失が拡大し、ドルのマイナス点はある程度予想され、市場に折込済みながら、米国経済がリセッションに陥るのか、免れるのか、著名なエコノミストの意見もはっきりとしない。短期間で1.25%の利下げを実施、緊急経済対策を施した米国経済の結果を見守るほか手は無く、それまでは、レンジ内での相場取引を意識せざるを得ない。


今週末の東京G7で。欧州やカナダからは、ドル安是正や人民元安是正に向け討議する可能性が指摘されながらも、米国からは為替は討議に当らずとの返事らしい。ムーディーズはドルの続落の悪影響を危惧しているが、そうでなくても、急落する可能性のあるドル相場を刺激することは得策ではなさそうである。


最近は、欧州経済の鈍化が危惧され、意図的なのかは不明ながら、これを材料としてユーロ売りが続き、政府系ファンドの買いに下げ止まる動きが続いている。そして、円は、株価連動の為替相場が継続、この流れが今日も続きそうである。


本日は、イングランド銀行(BOE)と欧州中銀(ECB)の金融政策が発表さえる。注目度は高く、ECBの金利据え置き予想が大勢ながら、投機筋は利上げの思惑に売買を繰り返している。BOEは0.25%の金利引下げが予想されているが、既に織り込み済みで、予想通りならばショートカバーが入りやすい。また、米住宅販売保留数も注意したい。


●ドル円
ドル円は、長い間に渡りレンジ相場が続き、一朝一夕にこの流れを抜け出させそうにない。逆に考えればレンジ相場に徹し、これを抜け出したらその方向にポジションを傾ける以外に、方法はなさそうである。ただ、欧米金融機関のサブプライム問題の影響が収束する可能性がはっきりするまでは、ドル円の底値は見えないのも事実。


ドル円の4時間チャートは、106円~108円のレンジで取引が続いている。上値のポイントは、106.76円、107.29円、107.86円。下値のポイントは、106.08円、105.73円、104.96円。RSIは53と横ばいが続き、トレンドモメンタムは売りが続いている。トータルの判断は、売り。


●ユーロドル
ユーロドルは、つい最近まで最高値に迫る1.49台半ばを試していたのが、米雇用統計の悪化にも、高値を超え1.50を試すことができず、ユーロ高の影も薄くセンチメントはミックス。今度は1.460台で取引されているが、材料からはユーロ売りは少なく、ポジション調整による売りに限定されているようにも思える。本日のECB理事会では金利据え置きがコンセンサス。


ユーロドルの4時間チャートは、1.4600~1.4700で下げが続いている。上値のポイントは、1.4681、1.4798、1.4921、1.4955。下値のポイントは、1.4590、1.4516、1.4364。RSIは27と下降ラインが続き、トレンドモメンタムは売りが継続している。トータルの判断は、売り。


●ポンド円
ポンド円は、ポンドドルが下げ止まり、ポンド円も横場いで取引され、本日のBOEの0.25%政策金入り引下げを織り込みながら、次の再利上げの時期と下げ幅を探っている。それまでは、様子見からレンジ相場を意識し、キング総裁発言を気にしながらの取引となりそうである。


ポンド円の4時間チャートは、208円~210円のレンジで取引が続いている。上値のポイントは、209.46円、210.42円、212.45円、213.96円。下値のポイントは、208.19円、207.62円、204.60円、200.36円。RSIは42と横ばいで下降ラインに再び戻り、トレンドモメンタムは売りを継続している。トータルの判断は、売り。


●本日の経済指標・その他
香港休場(旧正月)
06:45 NZ 第4四半期の雇用増加=前期比予想0.4% 前回-0.3%、前年比予想1.8% 前回1.5%、失業率=予想3.6% 前回3.5%
15:45 スイス 1月の失業率(季節調整前)=予想 2.8% 前回 2.8%、調整済予想2.6% 前回2.6%
18:30 英 12月の鉱工業生産=前月比予想0.1% 前回-0.1%
18:30 英 12月の製造業生産高=前月比予想0.2% 前回-0.1%、前年比予想1.0% 前回0.4%
20:00 独 12月の製造業受注=前月比予想-2.0% 前回3.4%
21:00 英 イングランド銀行(BOE)政策金利発表=政策金利(5.5%)の0.25%引き下げを予想
21:45 ユーロ 欧州中銀(ECB)金融政策発表=4.0%の政策金利の据え置きを予想
22:30 米 新規失業保険申請件数(2/3までの週)=予想34万人 前回37.5万人
00:00 米 12月の住宅販売保留数=予想-1.0% 前回-2.6%
05:00 米 12月の消費者信用残高=予想73億ドル、前回155億ドル
ロックハート・アトランタ・連銀総裁の講演
フィッシャー・ダラス連銀総裁が講演 、「中央銀行の独立性と経済の安定」
イエレン・サンフランシスコ連銀総裁の討論会