2008年1月7日 本日の為替戦略

先週末のサプライズな日経平均株価の700円近い大幅な下落と、米非農業部門雇用者数の予想外の低い伸びと、失業率の上昇を受け、次回のFOMCでは0.5%の政策金利引き下げを視野に、ドル売りの流れが何処まで続くのかを試す動きと、年末・年始のドル売り・円買いポジションの巻き戻しと、売り買い混在するする可能性が高くなっている。

本日は特に重要な経済指標は無い。

●ドル円
ドル円は、特に週初の本日は正月も終わり、ようやく本邦勢の勢ぞろいとなる。新年早々外債投資や個人投資家が、ドル円相場を積極的に押し上げるとは思えないが、打診的な買いが入りやすくなっている。一方、本邦輸出筋はできあがりで、110円台を確保したいと思っていることは想像しやすく、上限もその辺に見えてくる。

ドル円の4時間チャートは、下降トレンドが続いているが、直近では118.00~109.70円の幅の広いレンジで取引されている。上値のポイントは、109.02~12円、109.71~79円、110.05円、110.46円。下値のポイントは、108.24円、107.72円、107.21~28円。RSIは31と横ばいながら、弱い上昇ラインができている。トレンドモメンタムは売りを継続。トータルの判断は、107.28円を割り込んだら続落となるが、それまでは、109円台まで調整の買いが入りやすく、110.50円を超えてきたら相場の反転につながる。

●ユーロドル
ユーロドルは、雇用統計の悪化+米大幅利下げ観測と、1.4750の上限を上抜け買いが加速したと思えば、1.48台から1.47台まで再び下落、絶好のドル売り材料にも反応できないでいる。年始の特殊要因とユーロ円の下落がこの理由なのであろうか? 強弱が良くわからない展開となっており、手放しでユーロ買いもためらわれる。

ユーロドルの4時間チャートは、上昇トレンドが続いているが、直近では1.4700~1.4850のレンジに入っている。上値のポイントは、1.4774、1.4837、1.4897、1.4946。下値のポイントは、1.4694、1.4634、1.4567。RSIは50と下降ラインが続き、トレンドモメンタムは買いを継続している。トータルの判断は、気迷い。RSIはダイバージェンスを示し下落リスクも残り、強気な買いになりきれない。また、1.4837を超えられなければ、逆に下落リスクに注意したい。

●ポンド円
ポンド円は、ポンドドルが1.96台まで下げたが、6月8日と8月17日の安値圏で、過去この水準を底値に反発しており、重要なポイントとなっている。ポンド円は残念ながら底抜けの展開で気になるが、ポンドドル相場から考えれば、ドル円相場次第とも言えなくも無い。10日のイングランド銀行の政策金利の発表がメインイベントとなるが、それまでに調整の買い戻しもはいりやすい。

ポンド円の4時間チャートは、下降トレンドが続き、直近ではラインの下限から中間で取引が続いている。上値のポイントは、214.74円、215.52円、216.80円。下値のポイントは、213.57円、211.14円、210.98円。RSIは29で横ばいながら、弱い上昇ラインができている。トレンドモメンタムは売りを継続。トータルの判断は、215.50円まで値を戻す可能性が高く、上回ると213円~217円のレンジに入りやすい。

●本日の経済指標・その他
06:45 NZ 11月の貿易収支=予想-4.65億NZドル 前回 -6.90億NZドル
08:50 日本 12月のマネタリーベース=前年比予想 前回1.0%
15:45 スイス 12月の失業率=予想2.8% 前回2.7%、調整後=予想2.6% 前回2.6%
18:30 ユーロ 1月の投資家センチメント指数=予想 前回11.90
19:00 ユーロ 11月の失業率=予想7.2% 前回7.2%
19:00 ユーロ 11月の生産者物価指数(PPI)=前月比予想0.8% 前回0.6%、 前年比予想4.0% 前回3.3%
19:00 ユーロ 12月の消費者信頼感=予想-8.0 前回-8.0、 企業信頼感指数=予想2.0 前回3.0、 総合景況感指数=予想104.30 前回104.80
(7~11日) 英 ハリファックス住宅価格=前月比予想-0.5% 前回-1.1%、 3ヶ月ごとの前年比=予想4.9% 前回6.3%
ロックハート・アトランタ連銀総裁の経済見通しについての講演会
国際決済銀行(BIS)の定例中央銀行総裁会議、最終日