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2008年1月18日  FX検定 きょうの問題 アメリカ大統領選予備選挙

アメリカ大統領選予備選が始まっている。アイオワ州の結果は、民主党は、オバマ候補がヒラリーに勝利した。共和党は、ジュリアーニ候補、マケイン候補が回避したためハッカビー候補が勝利した。その後、ニューハンプシャー州では、民主党はかろうじてヒラリー候補が勝ち、共和党はマケイン候補が勝利した。

2008年2月5日22州で大統領選予備選が集中する。この日を何と呼ぶか。


1 スーパーチューズデー
2 メガチューズデー
3 ブラックマンデー
4 ホワイトフライデー


正解 2 メガチューズデー ⇒ スーパーチューズデー

追記:予備選の本番が近付くにつれ、日米ともにメガチューズデーという言葉は使われなくなり、従来から使われていたスーパーチューズデーに使用統一されてきたようです。

解説

2004年のアメリカ大統領選予備選では、3月に多くの州で予備選が集中したためスーパーチューズデーと呼ばれたが、2008年の選挙では、予備選日程が2月に前倒しされ、メガチューズデーと呼ばれている。


アメリカ大統領選予備選が始まっているが、この選挙は単なる選挙とは事情が異なる。アメリカ経済は世界経済に大きな影響を与えるが、その政策を決定するのはアメリカ大統領であり、すのスタッフである。過去の事例を見れば歴然であるが、大統領選のスタッフがそのまま、閣僚やホワイトハウスのスタッフになるのである。各候補者は人種、学歴、所得レベル、宗教、経済政策、倫理観、福祉政策、税制などで政策・思想を国民に提示し、支持票を集めながら選挙戦を闘っていく。予備選の動向を見ることはアメリカ国民の民意を見ることになり、今後のアメリカの政策を占うことができるのである。


総じてアメリカ大統領選挙の年は株価が上がるのが通例であるが、2008年は原油高、サブプライムローン問題を背景に経済は後退を強いられている。しかし、選挙戦はまだ序盤である。民主党、共和党の各候補が絞られるまでに何らかの景気刺激策が採れるだろう。


ブッシュ大統領は任期までに何らかの成果を上げようと、中東和平、イラク、イラン、北朝鮮などで前進を見せる可能性が高い。内政では所得減税、企業に対する償却期間圧縮などの実質減税策、共和党候補者支援と歴史に名を残したい名誉欲で何らかの人気取り政策を実施すると予想されます。


サブプライムローン問題は、ますます金融機関の損失額が膨らんで問題が多くくなってきているように見えます。しかし、日本のバブル崩壊時を思い起こすと、日本の銀行・金融機関は損失を隠蔽し、裏帳簿で隠し、簿外化し、飛ばしなど不法行為がまかり通っていました。それに比べればはるかに迅速な対応に見えます。


つい最近まで栄華を誇っていたシティバンクも巨額の損失を出し、アブダビ金融庁、サウジアラビアのアルワリド・ビンタラール王子がシティバンクの金融支援を受ける結果となったが、日本の銀行の日本政府からの資金注入までの期間を考えれば、素晴らしく迅速な対応である。ロスチャイルド傘下の各銀行がアラブ諸国の資金を導入している姿にシナリオが見え隠れしますが解説は場を改めます。

以下は各候補者の政治基盤と支持層についてのブリーフィングです。


民主党


オバマ候補 
アフリカ系アメリカ人 46才 ハワイ出身 プロテスタント 弁護士
支持層は、若年層、高学歴インテリ層、黒人、ヒスパニックなどのマイノリティ
政治思想はリベラル、改革派、無党派層も支持、ハーバード大学ロースクール卒
貧困層救済の草の根社会活動から上院議員 人権派弁護士
取り組むべき課題として年金、医療保険、大学授業料、石油依存からの脱却をあげている。
新自由主義経済政策に反対、全候補者の中でもっともリベラル 対イラク戦争反対
アフガニスタン、パキスタンへの増派支持 核兵器反対


ヒラリー候補 
プロテスタント・メソジスト 弁護士
1965年大学時に校内青年共和党党首、反戦意識から辞任
低所得層、高年齢層、女性、白人、
医療問題に強いがクリントン政権時に失敗


共和党


ハッカビー候補 
前アーカンソー州知事 プロテスタント福音派バプティスト教会牧師
アイオワ州で勝利
イランとは融和、イラク駐留継続、妊娠中絶反対、同性愛反対、親イスラエル
ダーウィンの進化論否定、共和党保守派


ロムニー候補 
前マサチューセッツ州知事 モルモン教徒 MBA 法学博士
スタンフォード大学⇒モルモン教宣教師として渡仏⇒帰国後ブリガムヤング大学(モルモン教の大学)
ソルトレークシティ・オリンピック組織委員会会長として手腕を発揮
マサチューセッツ州知事として州財政再建に成功 同性愛反対 妊娠中絶容認 死刑復活論者 共和党穏健派
イラク戦争支持 対イラン強硬 


マケイン候補 
パナマ生まれ 海軍兵学校卒業 プロテスタント福音派バプティスト教会
共和党保守派 外交・安全保障政策は政界でも最も強硬派で介入主義者 ミシガン州予備選で勝利
海軍士官としてベトナム戦争従事 ベトナムで抑留体験あり 祖父、父ともに有名な海軍提督 息子は海兵隊員
北朝鮮強硬派、拉致問題に関心が高い 日本の核武装支持 ボクシング・フリーク
共和党最有力候補のひとり 不法移民合法化賛成(保守派は反対) ラムズフェルド前国防長官とは対立


ジュリアーニ候補 
元ニューヨーク市長 イタリア系移民で傍系ユダヤ人 カトリック教徒 弁護士
市長在任中に犯罪が激減 同時多発テロ時に対テロ戦争宣言 全国的に支持率が高い
レーガン政権時の司法副長官 1983年連邦検事としてマフィア掃討作戦を指揮 
ニューヨークのファイブ・ファミリーと呼ばれるマフィア・ガンビーノ一家のボス・カステラーノの摘発、起訴し有罪に持ち込んだ実績がある。マイケル・ミルケンの摘発など経済事件にも強い 
共和党穏健派 予備選では序盤戦を放棄している。妊娠中絶容認 同性愛反対(権利は容認) 銃規制を主張する唯一の候補
全米ライフル協会とは対立 外交では強硬派 経済政策は「小さな政府」支持 親イスラエル派 対イラン強硬派


保守系国民にとっての最大の関心事は、中絶問題、同性愛問題です。この問題抜きにアメリカ大統領選は語れません。

予備選挙・党員集会
2008年2月5日が予備選挙の集中日「メガ・チューズデー」

2008年1月 - 3日アイオワ(40)、5日ワイオミング(28のうち12)、8日ニューハンプシャー(24)、15日ミシガン(60)、19日ネバダ(34)・サウスカロライナ(47)、29日フロリダ(114)
2008年2月 - 2日メーン(21)
2008年2月5日 - アラバマ(48)・アラスカ(29)・アリゾナ(53)・アーカンソー(34)・カリフォルニア(173)・コロラド(46)・コネチカット(30)・デラウェア(18)・ジョージア(72)・イリノイ(70)・ミネソタ(41)・ミズーリ(58)・ニュージャージー(52)・ニューヨーク(101)・ノースダコタ(26)・オクラホマ(42)・テネシー(55)・ユタ(36)・ウエストバージニア(30のうち18)
2008年2月 - 9日ルイジアナ(46)・ワシントン(40のうち18)、12日ワシントンDC(19)・メリーランド(37)・バージニア(63)、19日ウィスコンシン(40)・ワシントン(40のうち19)
2008年3月 - 2日ハワイ(20)、4日マサチューセッツ(43)・オハイオ(88)・ロードアイランド(20)・テキサス(140)・バーモント(17)、11日ミシシッピ(38)
2008年4月 - 1日カンザス(39)、22日ペンシルバニア(74)
2008年5月 - 6日インディアナ(57)・ノースカロライナ(69)、10日ワイオミング(28のうち16)、13日ネブラスカ(33)・ウエストバージニア(30のうち12)、20日ケンタッキー(45)・オレゴン(30)、27日アイダホ(32)
2008年6月 - 3日モンタナ(25)・サウスダコタ(27)・ニューメキシコ(32)