2007年12月26日 本日の為替戦略
24日、25日と主要国市場は休場となったが、本日26日も欧州市場や一部アジア主要市場は休場となり、本格的には本日の米国市場から取引が始まり、海外勢にとっては実質的な新年の取引が開始となる。また、今週は26日(水曜)の米国市場、27日(木曜)、28日(金曜)で本格的な取引が可能となり、実質的には2.5日と為替取引できる営業日が1年で一番少ない週となる。
例年この時期は超閑散とした取引の中で、ファンド勢など大手投機筋が一方向に相場を動かすことが多く、先週末からは始まった、ドル高の流れと、CAD・NZD・AUDなどのコモディテー通貨高、円安・ポンド安の流れが何処まで継続できるかが注目される。
※注意 昨日25日の市場のデータが含まれて降りません。
●ドル円
ドル円は、薄商いの中で円安が目立っているが、クリスマス休暇が原因の一時的な動きなのか、円安のトレンドが続くのか、今日の米国市場の値動きが気になるが、本邦輸出企業の採算レートは115円近辺に設定している会社が多く、簡単に115円台を超えることも予想しがたい。例年この時期の相場展開は予想しがたく、材料やテクニカルに関係なく、大手投機筋の売り買いに相場が動くことが多く、それを大前提にして臨みたい。
ドル円の4時間チャートは、112.70~113.58円の持ち合いを上抜け、上昇トレンドを維持し、中間地点で取引されている。上値のポイントは、114.7円、115.29円、115.46円、115.90円。下値のポイントは、113.82円、113.58~68円、113.43円。RSIは67と上昇ラインが続き、これを割り込むと売りに転換する可能性もでてくるが、高値で安定すればトレンドのある上昇が続くことになる。トレンドモメンタムは買いを継続。トータルの判断は、買い。113.43円を割り込んだら上昇は終了か、114.71円を超えことができなければ一時撤退。
●ユーロドル
ユーロドルは、ドル高やコモディテー通貨高の流れに横ばいとなり、どちらかと言えば注目度が低くなっている。時期が時期だけに、方向性を決め打ちすることも難しいが、1.43台を維持したことで、何処まで値を戻すことができるのか、まず上値を試す可能性が高くなっている。次に1.45台を超えそれを維持できるかが重要で、これができないと、次は1.43を割り込み下値リスクが高くなる。
ユーロドルの4時間チャートは、大きくは下落トレンドが続いているが、1.4310を底値に1.4300~1.4450のレンジに入っている。上値のポイントは、1.4430、1.4452、1.4476~89、1.4506。下値のポイントは、1.4355~64、1.4315、1.4307。RSIは46と上昇ラインを割り込みながらも、50を高値に横ばいが続き、方向感が乏しくなっている。トレンドモメンタムは買いを継続。トータルの判断は、1.4307~1.4476のレンジ。過度の上昇も期待できない。
●ポンド円
ポンド円は、ポンドドルが1.97台に下落、円安・ポンド安の流れに非常に狭いレンジで持ち合いとなっている。金利差からは現状はポンドに分があるが、1月のイングランド銀行の利下げ観測も強く、どちらも50歩100歩。目先は227円台まで値を戻す可能性もあるが、上昇相場を決定することは難しく、その後の円高の可能性を意識したい。
ポンド円の4時間チャートは、広く見れば221.27円~230.33円のレンジに入り、狭くは223.40円~227円のレンジに入り、下降ラインが続いている。上値のポイントは、226.13円、226.32円、227.11円、227.72円。下値のポイントは、225.75円、225.12円、224.90円、223.32円。RSIは37と横ばいで方向感はない。トレンドモメンタムは買いに転換。トータルの判断は、少しワイドだが224.90円~227.72円のレンジ。
●本日の経済指標・その他
欧州・英国市場休場(クリスマス休日・英ボクシングデー)
08:50 日本 日銀金融政策決定会合議事要旨(10月31日分)
00:00 米 リッチモンド連銀製造業指数=予想 前回1.0